児童福祉施設とは、保育園や乳児院、障害児施設や児童養護施設などを含む子供のための施設であり、子供の健やかな成長と育成をサポートすることを目的としている施設です。

それゆえに子供を中心とした施設であるために、全体的に可愛らしくて温かな建設施設といったイメージがありますが、確かにぱっと見た目ではそのような印象を受けるものの、いざ建設するとなると、子供たちの安全のために児童福祉法などの法律のもとで設計建築する必要があり、省庁の監査が厳しいのが現実です。

とくに障害児のための施設だと、複数の障害にも対応でき、障害児たちが安心して生活できる機能を持つ建築が求められます。よって他の一般的な施設などと比較すると自由な造形やデザインを実行するには難易度が高い傾向にあり、デザイン性よりも法律を遵守した機能性が求められる世界でもあります。

こういったことが前提となっているので、児童福祉施設の建設については一般的な設計建築事務所よりも、大学の研究所が業界を率先してリードしているのが現状です。もっとも設計建築事務所の手による児童福祉施設がまったく存在していないのかといえば、そうではありません。

それほど数が多いわけではありませんが、設計建築事務所による児童福祉施設も間違いなく存在していますし、もっと変わったところではグラフィックデザイナーがプロデュースした幼稚園などもあり、中には子供関係施設を得意としている設計建築事務所もあります。

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